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◆天外魔境 ZIRIA◆

天外魔境 【PCエンジン】

天外魔境 【PCエンジン】

こちらをゲームアーカイブスで購入。
天外魔境Ⅱ 卍MARUが前記事のリンダキューブシナリオを手がけた桝田省治監督だということで…1はそこまでメーンで参加しているわけではないのだけど、せっかくのナンバリングなので1からやりました。


1989年のゲームにしてはほんとうによくできてる!っていうのが最初の感想です。だいじなシーンで声は入ってるし、戦闘はアニメーション。敵もバリエーション豊かだし、なにより神獣がかわいい…。
ちなみに同年に出たゲームだとMOTHER、魔界塔士Sa・Gaがありますね。あんまりRPGは豊作でない印象。


物語としては悪を討つ勇者型の王道シナリオなので、とくに目新しいことはないです。ただ日本を模したジパングという国が舞台なので、剣と魔法の西洋モノとは一線を画しているといえましょう。こういうのもっと作ってほしいんだけど最近はあんまりないですね…。


難易度は今までやったなかではちょっとむずかしめかな?レベル上げ必須。低段クリア日誌などもありましたが…それでもFFシリーズにくらべると…ッて感じですね。ゲームとしてやりこむ余地はじゅうぶんにありますが、縛りとなるとけっこうえぐい印象でした。
技(他のゲームのMPにあたるもの)が不足しやすいのであまり高火力の技を使いまくるとなすすべなく全滅します。
また仲間がひとりでも死ぬと全滅扱いになるので気を配らないとすぐ終わります。さらに全滅するとお金が半分になります。あまりこのゲームはお金に困るシーンってないのだけど、あまりに全滅しまくると資金繰りに苦労するかも。
まぁ慣れれば大したことないかな、腰を据えてやればむずかしくはないです。

術が豊富なので戦略を立ててバトルできるのがけっこう楽しいですね。とくに後半はガス欠も起こりづらいのでよい。
レベルアップすると体力と技が全快するのでラスダンはほとんどぶっぱでした。

あとはボイスの入るイベントがけっこうおもしろい。小さい街に主人公のファンがいたりとか(顔グラはないけど話しかけるとボイスがある)、ツナデちゃんばかでかわいかったり等々。物語の流れとしては「大門教の十三人衆を順番に倒していく」ってだけなんですが、うまくシナリオ面で工夫されているので飽きませんでした。MOTHER1,2の音を集めるイベントがすきならけっこうおすすめできる気がする。


欠点があるとすれば戦闘が少しモサモサしている(敵がアニメーションなのでそのせいかと思われる)ことと、なにげに説明されていないのですが(おそらく)ポケモンと同じくらい、もしくはそれ以上すばやさがだいじなこと。説明さえあれば欠点にはならなかったんだけどね…。

すばやさが高いと
①こうげきが当たりやすい
②きもち連続攻撃も出やすい
③敵の攻撃、魔法をかわしやすい
④通常攻撃どころか魔法まであたりやすい(気がした)
⑤もちろんすばやさが勝れば敵より早く動ける。低ければその逆です。

防御力は装備をしてもしなくても受けるダメージが変わらない(考察は後述)ので、類を見ないすばやさゲーになります。
ちなみに足の装備がすばやさにかかわってきますので、足の装備はしっかりしておきましょう(卍MARUではその反省があるためか、はじめの街ですばやさの重要さを説いてくれる人がおります)。


よけいな要素も少なく、シンプルで遊びやすかったです。十三人衆もそこそこ印象的でしたし、ラストの緊張感もなかなかのものでした。あと盗人訓練や賭場、江戸の街の歌舞伎や呉服屋のイベントなど、シナリオと関係ないサブ面もなかなか充実していました。あとは動物がかわいかった!さるの神社があってよかった。

ゲームカタログでは主人公があまりしゃべってくれない、というのが欠点としてありましたが、自分としては無口なぶん投影しやすくてすきかな。ブレスオブファイアⅣのときも書いた気がする。
個人的には主人公がしゃべらない型のRPG→プレイする「わたし」が主人公に投影、実体験に近い(ポケモンドラクエ型)
しゃべるRPG→物語を「追う」、追体験に近い(FF型)というかんじです。ようはなりきって追うか観察者の視点で追うかの違いかと。個人の感情とキャラクターの感情のミスマッチがあるとき、しゃべる型のRPGの評価はがくっと落ちるんじゃないかなと勝手に思っています。


〜なぜ守備力と装備の相関性がさほどないのか(ゆるくねたばれ)〜
このゲーム、レベルアップで守がいくら上がろうと、いくら装備で上げようと、敵から受けるダメージがさほど変わりません。
その理由を自分なりに考察してみたのですが(むろん、仕様だということ意外で)
後半にさしかかるときに獄門島があるじゃないですか。そこで荷物をすべて奪われるのが理由なんじゃないかって思います。
もし装備頼りのシステムにしていたら、ムテキオーから受けるダメージが半端ないことになるような気がするのです。
というわけで、装備品があってもなくてもさほど能力が変わらないようにして、バランスを取っていたのでは?と思います。島では土偶ロボが使えるから攻撃には支障がないし、命中も100だからすばやさも相手からの攻撃の面でしか心配がないしね。


ということで
評価は★★★★☆
今のゲームは親切すぎるくらい親切だけど、さすがにすばやさの説明はよこせください…ということとのめりこむほどだいすきなキャラがおらんかったので。


というわけでⅡをプレイ中でおます。また終わったら感想をば。