IGYO10さん

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◆邪聖剣ネクロマンサー レビュー◆

近況:帰省だん

というわけで先日ようやっと終えた『邪聖剣ネクロマンサー』のレビューです。


PS3ゲームアーカイブスで購入。買ったのはかれこれ半年以上前なのだが、積みゲーが多い+再開のしかたがわからなかったりで結構寝かせていた…(パスワード再開タイプのゲームはせいぜいSFCの『ミッキーのマジカルアドベンチャー』くらいしかなかった…こっちは58文字のパスワードゆえ控えるのがたいへんだ)。


内容は魔物がはびこる世界で通りすがりの勇者がその親玉を倒しに行くという非常にわかりやすい構成。戦闘はドラクエライクのRPG。物語も一直線でクリア後のやりこみもない。
というわけでシステムに関しては特に述べるところがない…とおもう。


こうしてみると一見代わり映えのしないゲームのように思えるが…敵のグラフィックのグロさは他の追随を許さない出来だ。
ちょっと検索するとわかるのだがしょっぱなから臓物系の敵がいたりして面食らった。しかも動く!
その上敵を倒すとSEと共に血が吹き出すという演出付き。この時代にしてはかなり凝っている(ただしどのキャラも出血する箇所は同じなので違和感があるっちゃある)。
ともかく、80年代後半のグラフィックから鮮血がひんぱんに吹き出るのはこのゲームくらいだろう…。

ホラーを追求して作られているのでコンセプトとしては何も間違っていないし、むしろ超がんばってる!という印象だ。

そして勇者ものといえば仲間!なのだがこのゲーム、最初の街で仲間を二人選択するとエンディングまで変更ができない。
しかも五人いる仲間は個性豊かな面々なので慎重に選ばねば今後の難易度が一気に変わってしまう。
簡単に説明だけすると
ライム:攻撃系魔導師、速め
カオス:補助系魔術師、遅め
バロン:物理攻撃のみ、
マイスト:物理寄りでちょっと補助もできる、めちゃめちゃ速い
ロミナ:大器晩成にも程があるお荷物、でもちゃんと育てれば強くなる

である(ちなみに主人公は速さそこそこで魔法もそこそこの使いやすいキャラだと思う)。初心者向けの仲間はライムとマイストらしいので一応それに從ってやりました…。
さらに本ブログのレビューの8割強に言及されているとおもうが…このゲームもすばやさが非常に大事である…。
・命中率はすばやさ依存
・連続攻撃もすばやさ依存
・回避もすばやさ依存
・行動順もすばやさ依存

である。こちらが遅いととにかく逃げられない、死ねば前の街までお戻り、そしてなんやかんやマップがそこそこ広く、行ったり来たりが面倒くさい…(もちろんテレポートなんて魔法はない)。またこのゲーム、大陸が変わると段違いに敵の強さが上がるので最初は逃げまくって次の街まで漕ぎ着くというのが常套手段である。
つまりすばやさが遅い=荷物ってことだ。
バロンにいたっては魔法が全く使えない上に攻撃がすばやさの関係で後半ほとんど当たらなくなる…らしい。
一応敵のすばやさを下げる魔法はあるのだが、雑魚にいちいち使っていられるほどの余裕はない。そうなると、死んでいただいていたほうがよっぽど助かるのである…(身も蓋も無い)。

というわけで仲間選びは慎重に…だ(物語では、選ばれなかった三人は最初の街を守るという名目で残るらしい)。


音楽は街・洞窟・戦闘・後半のダンジョン・後半のダンジョン内の戦闘とバリエーションは少ないが飽きはこない。後半のダンジョンの音楽が非常に気に入りました…雰囲気とマッチしすぎです。
しかし特別な戦闘(ボスなど)も通常戦闘曲なのはちょっと緊張感に欠ける…かもしれないしボスもボスっぽくない中途半端な場所で出てくるのであとで調べないとボスって気づかない(でも同じダンジョンにいる敵より圧倒的に強い)。
SEも時代相応で概ね良好だと思う。



ということで総合的な難易度は結構高め…だとおもう。隠し通路の存在は醸しだされてもなかなか見つからない、キーアイテムがストーリーが進むごとに見つけづらくなっていく、持ち物があまり持てないので圧迫されやすい……など。
とはいえ『星をみるひと』のさんそパイプのように、ある箇所の通過によるSEでしかキーアイテムの入手がわからない、といったものではないしまだマシだろうか…。うーん星みると比べたらだめか…。

きわめつけはHUDSONのゲーム!ということでエンカウント率の高さは顕在であること、大陸が変わると段違いで敵が強くなることくらいだろうか…。プレイした方は天外魔境をひとまわり強くしたような難易度だと思っていただければおわかりいただけるだろう…。
あとやはり昔のゲームなのでレベル上げや資金稼ぎは避けられない。なにより本作は街が変わった際の武器や防具のインフレーションがすさまじい上に装備の強さ>>>>キャラの性能という容赦ないゲームバランスゆえ、装備を使いまわすことがほとんど無茶なのだ。



そして最後にオープニング、癖になる曲と雰囲気を醸し出しているので、もし惹かれた方がいらしたらぜひ遊んでみて欲しい。バーチャルコンソールでも購入できるのでWiiでも遊べます。


上記+エンディングの台詞とエピローグが気に入ったので(ここについては語ると遊ぶ楽しみが半減する気がするので割愛。強いて言うなら…御影が遊ぶってことはそういうことです)
評価は★★★★☆で。
個人的には隠れた名作として推したいが万人におすすめできるゲームではないことは確かだな…⌒▽⌒。わたしはだいすきです。


いちおうDSの配信で続編が出てる…らしいのでやりたいわね?↓
http://www.konami.jp/products/dl_dsi_necromancer/

おそらくこっちのほうが圧倒的に遊びやすいとおもう。

あっあとなにげにコミカライズがあるらしいのでめっちゃ読みたいですね。さすがにゲームそのままだとキャラが喋らなすぎだからキャラ付けはしてあるのだろうけど気になります。