IGYO10さん

音ゲーや生活やその他のことを書いてます。

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◆最近読んだ本とか◆

ガラケーの方に迷惑メールがたくさん届き初めて、もう今日Docomoやめようかなってなってる御影です。月末とは一体…うごごご!

さて、きのう図書館にいってきた。その価値を再確認の夏だ。

・ほどよく涼しく湿気もない

・本がいっぱいある

・返却期限があるので買うときより積むリスクが低い

とくに3つめがね。積むと下にあるものどんどん忘れるからね、積んでいるゲームの数を見れば一目瞭然なのだが…。

今は自転車で5分くらいのところに住んでいるので、とても便利。引っ越しても図書館が近くにあることは外せないなあ…。

 

借りてきた三冊を読んだのでちょちょっと感想。 

伝わる文章の書き方教室 書き換えトレーニング10講 (ちくまプリマー新書)

伝わる文章の書き方教室 書き換えトレーニング10講 (ちくまプリマー新書)

 

 ブログをまめに書くようになって「わたしの文章、読みづらすぎ…!?」と思ったのでたくさんあるハウツーの中から一冊借りてみた。

例題に潜んだ問題点を指摘しながら適切な文に直していく構成で進んでいくので「結論は最初に書け!(例文)」というふうに、最初から正解が提示されている本に比べると違いがわかりやすくて理解しやすかった。

 

性同一性障害30人のカミングアウト

性同一性障害30人のカミングアウト

 

当事者の方が書かれた本は上川あやさんの『変えていく勇気』しか読んだことがなく、いろんな環境下で性同一性障害に向き合って生きる人々を知りたくて借りた(性同一性障害という名前は何なのかしら、と思う。障害になっているのは一体何なのだろう…肉体?精神?環境?)。性同一性障害の方に立ちはだかる問題はふたつあって、肉体と認識する性の適合手術をするかどうか、そして戸籍なのだが、様々な考え方があり興味深かった。

性別は、たしかに先天的な部分はあれど、後天的にはすきなほうを選択して纏う自由がある。マスキュリンな男も、フェミニンな女も、「男らしい」女も「女らしい」男も、さらに言えば性の対象がどちらであっても、全くその存在にさしつかえはないし、優劣もない。そういったことがゆるやかに受け入れられる環境であればとぼんやり思っている。

ある環境に対して問題意識がある場合、当事者を知ることと周りに喚起していくことの2つが必要だと考えているのだけど、まだまだどちらも足りないのでもっとコミットしたい分野だ。

 

生活保護とあたし

生活保護とあたし

 

 夫からのDVに耐えかねて逃げ出し、生活保護を実際に受けていた方のエセー。実際の手続きの状況や暮らし向き、周りからの目線や偏見に対する感情などが平易な文体で書かれている。お役所仕事と言わんばかりの対応や取り決めについて書かれている節は、著者が感情をストレートに記述する方なので、その心苦しさが伝わる。

しかし最後「生活保護は悪い制度じゃないよ、セーフティネットとして使うことは恥ずかしくない」というふうに締めていて、たしかに間違いではないのだが、手落ちの感があった。

というのも、そのあと著者は就職するのだが、就職までのガイドラインはあまり書かれていない。この本を読む層が生活保護を受給してない人々と想定されているからだろうが、せっかく生活保護についていちから記述しているなら脱却するフェーズまで書いてほしかった…。これを参考にして制度に癒着する人が発生しても仕方ない終わり方になってしまっていて、それは著者の意図したいことではないのではないか。その点が非常に惜しかった。

 

 

下二冊を読んで、マイノリティは当事者同士で集まる場や機会をマジョリティの人々より積極的に持っていたほうがいいと再確認した。たとえばアルコール依存症には当事者の会があって(AAという)、共通の問題(つまり、アルコール依存症であること)に対してコミットし、断酒を目指す取り組みがある。

なぜこのようなことを言うかというと、マジョリティの人々は意図せずとも勝手に集団が出来上がるから、必要がないのだ。大学でウェイウェイ言いたい人(彼らをウェイ族としよう)が、SNSでわざわざ他大のウェイ族を探す必要がないのと同じだ。実際ウェイ族がマジョリティかどうかは微妙なところだが、大学の中でウェイ族が形成できることから、少なからずマイノリティでないことは確かだろう。

また、日本一のニートとしてその名を馳せるphaさんは、著書「ニートの歩き方」で、集まると死ににくいということを書いていて、読みながら「あーたしかにそうかもなー」と日々の生活を振り返って共感した。

鬱になった時期があって、そのときの虚無感と孤独感が蛇のように絡み合い、死まで一直線に駆け抜けんほどの可能性を秘めていたことをよく覚えている。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

 

けっこうおすすめ。ニートにならないよ!って人も、まぁしゃかりきにがんばる必要もないのかなーと思えるんじゃないかな。自分がしゃかりきにがんばる人間ではないから説得力があまりないんだけども。たくさんの時間や心の余裕を労働に費やしているけど、しんどいなあと思った時に手にとるといいかも。わたしが読んだのは二年くらい前だったかな。