IGYO10さん

音ゲーや生活やその他のことを書いてます。

MENU

◆Sa・Gaって何だろうって話◆

 サガの新作が来年Vitaで出るし勇者死す。も2016年2月発売でVitaですので、いっしょうけんめいVitaを選んでいる最中です、こんばんは。

 サガはだいすきなゲームシリーズのひとつで、少数派かもしれませんが無印3部作がいちばんすきだったりします。少数派というのも、周りはロマサガ3とサガフロ2がすきな方が多くて、さすがにゲームボーイのはやってないわよ~という方が多いからです。わたしの年代的(平成初期うまれ)に無印3部作を自然な流れでゲットするということがないのが、大きい気がする。だって1987年とか生まれてないもの……上にきょうだいがいれば別かしら。かくいう私も中学生のときかな、ゲームボーイ版サガ2を父が拾ってきたことからサガ人生が始まっているので、なんとも言いがたいのですが……入り口はいろいろです。

 さて、そんなサガですが「『サガ』って、何なんだ…」とながらく思っていました。サガがわからなくても「魔界塔士サガ」だから「あ、なんか塔関係あるんだろうな~」と連想できます。ロマサガはRomancingですから「伝奇」っぽいのかな~と思うし(大変お恥ずかしいのですが、ロマサガはどれもやってないので内容を知りません)、サガフロもFrontierついてますから「未開拓の」「辺境の」イメージで、新天地に繰り出さんとする制作側の意気込みを感じます。しまいにアンサガはタイトルを裏切らずいろいろとunlimitedでした(投げました)。新作は‘SCARLET GRACE’ですから、「真紅なる恩寵」あたりでいいのかしら、真紅なんて名誉っぽい色でありながら露骨に血を表していそうですし、結構具体的です。

 これがファイナルファンタジードラゴンクエストのように単に「サガ」とそのナンバリングだったらどうでしょう。一瞬こちらは戸惑います。ここにきてRPGのタイトルって、そこそこイメージを喚起させるようにつけてるんだなあということに気付かされます。たとえば「幻想水滸伝」は水滸伝モデルのオリエンタルなファンタジーなんだろうなーと連想できます。その逆をついたのが「MOTHER」で、タイトルだけだとイメージが結構ぼんやりしていて「お、これはどんな内容なんだろう」という気にさせられます。実際最後まで遊んでみて「こういうことだったのかな~」というタイトルに対する考察の余地があるような気がしています(厳密に言うとMOTHERはOの部分が地球になっているので、星単位の命運をかけた物語であることはタイトルを見て察せるのですが)。あとゼノギアスもMOTHERタイプになるのかな…。何にせよ、タイトルの時点で語りかけてくるものが異なっているよね、ということです。

 サガに話を戻します。無印3部作は全部サブタイトルが付いています、1から順に「魔界塔士」「秘宝伝説」「時空の覇者」です。少なからず世界で起こることのイメージが湧きます。じゃあ3作に共通する「サガ」って何なのよ?という話になってきます。サガの意味を調べてみますと、

アイスランド語で物語の意。
(1)古ノルド語による古代・中世の北欧散文物語の総称。
主に 13 世紀以降,アイスランドで成立。
アイスランド植民以後のことを年代記風に記したもの。
長短百数十編に及ぶ。
(2)転じて,(長編にわたる)英雄伝説・武勇伝・冒険譚・歴史物語のこと。』

だそうです。おそらく(2)の意味でつけられたのでしょう、要するにサガは「ベイグラントストーリー」の「ストーリー」であり「ポポロクロイス物語」の「物語」にあたるのかな、という結論なのでした。

 ……が、久しぶりに1をやっていて「これがサガか!!」というものがありました。こちらです(たっぷりネタバレがありますので、やる予定の方は注意)。せっかくなのでスクリーンショットを貼ります。

 

 アシュラを倒した後、真の黒幕が神であることが判明します。神はこの世のあらゆるものを創造し、平和な世界に退屈した結果(どこから?)アシュラを呼び出し世界を混沌に陥れます。そして塔を作り、最上まで登ってくる勇者が来るのを暇つぶしとして楽しんでいました。アシュラを倒し、神の筋書きどおりに塔へ着いた主人公たちに「私の作ったゲームをよくクリアしてくれた。感動させてくれて感謝している、何でも望みを叶えよう(要約)」と言ったところ「全部てめえがやったのか…てめえの都合で世界カオスにしてんじゃねえ!俺たちはモノじゃねえんだよ!!(要約)」という反抗をしたあとのシーンになります。にしてもこの流れ、ゲームを作っている人とプレイヤーという構図で見るとなかなか皮肉ですよね。だいぶ時代を先どった展開な気がいたしませんか……?

f:id:whispergir1:20151129102421p:plain

 世界を救うゲームに勝っただけではなく、ゲームの主催者に文句言ってますからね。

f:id:whispergir1:20151129102422p:plain

 ここであえて「サガ」がカタカナにしてあるのは、ひらがな多めの本作においてとっても目立ちます。サガでは「かんうのよろい」で「こうめいのくつ」で「かくばくだん」です。この付け方からすると「生き物の性」は漢字ですから「さが」でいいはずなのです。それをあえてカタカナにしたのは、冒険譚たるサガと神に抗う人のサガ(性)の両者を強調したかったのかなーと思います。またサガ1の物語はここまで神の思惑どおりに進んでいるので、ここでの「いきもののサガ」は神の視点から見ると「自らの筋書き通りに進もうとしない物語」としての側面もあるような気がします。要するに「神の描いたサガ」と相反するワードとして「いきものの(切り開かんとする)サガ」があるわけです。そして何より物語としての「サガ」のミーニングならば、カタカナ表記でいいわけです。要はダブルミーニングどころかトリプルミーニングなんじゃないの!?とおとなになって遊んだ今連想してしまったのでした。まぁそんなことを考えるうちに

f:id:whispergir1:20151129102423p:plain 

 殺しにきます。サガは主人公も敵も短気ですよね。まぁ短気な神が作った世界とモノたちならみんな短気でもしょうがないか……。

 以下、参考。

f:id:whispergir1:20151129102413p:plain

 ちょっと絡まれただけでこれです。しかもサガ1、性別を選んでもいわゆる男口調です。男女平等をかなり先取りしています。

f:id:whispergir1:20151129102417p:plain

 ドラクエ1ですか!?と言わんばかりの持ちかけです。この時点で四天王は既に全部倒してるので「かわる」というのもどうなんだ……むしろ後任なのでは……。

f:id:whispergir1:20151129102418p:plain

 既にドラクエを遊んだのでしょうか、主人公たち異様に察しがいいです。そして喧嘩っ早い。

f:id:whispergir1:20151129102419p:plain

 一気に「しね!」まで行くのが短気さの出ていてよいところです。竜王なみの交渉力を期待してはいけないことがはっきりわかります。

 てなわけで

f:id:whispergir1:20151129102424p:plain

 お約束の「ちぇーんそー」ならぬ「チェーンソー」でお別れにいたしましょう。これは結局設定し忘れなのか仕様なのか、気になります。にしてもチェーンソーなしだと神、すっごい強いですね。

 最後に気になる敵たちを撮ったので貼って去ります。

f:id:whispergir1:20151129102415p:plain

「「「「「「こ」」」」」」あくま」???と

f:id:whispergir1:20151129102416p:plain

サイコ感皆無の「サイコソルジャー」。

 またサガを遊んで「これが『サガ』か!!」というのがあったら書きます。次は秘宝伝説かな~。